GitHub Spec Kit のアップグレード方法を解説します。CLI の更新からプロジェクトのテンプレート更新まで、3ステップで完了します。
前提
- Spec Kit 導入済み
- uv インストール済み
現在のバージョン確認
specify version今回確認したいのはCLIとTempleteのVersionです。
CLI Version 0.0.22
Template Version 0.0.90
Released 2025-12-04それぞれ確認して、アップデートしていきます。
アップグレード手順
Step 1: CLI を更新
uv tool install specify-cli --force --from git+https://github.com/github/spec-kit.gitStep 2: プロジェクトのテンプレートを更新
specify init --here --force --ai copilot複数エージェントを使っている場合は、それぞれ実行します。
specify init --here --force --ai copilot
specify init --here --force --ai claudeStep 3: カスタマイズしたファイルを復元
constitution.md などカスタマイズしていたファイルは上書きされます。Git で復元してください。
git restore .specify/memory/constitution.md以上で完了です。
補足:知っておくと便利な Tips
ここからは実運用で得た知見を紹介します。
バージョン体系について
Spec Kit には2つのバージョンがあります。
| 種類 | 説明 | 更新頻度 |
|---|---|---|
| CLI Version | specify コマンド本体 | 低(0.0.22 で安定) |
| Template Version | スラッシュコマンドやスクリプト | 高(頻繁に更新) |
CLI Version が 0.0.22 のままでも問題ありません。Template Version が更新されていれば新機能が使えます。
上書きされるファイル・されないファイル
| ファイル | アップグレード時の挙動 |
|---|---|
.specify/memory/constitution.md | 上書きされる(要復元) |
.specify/scripts/ | 上書きされる |
.github/, .claude/ | 上書きされる |
specs/ | 上書きされない(安全) |
仕様ファイル(specs/)は保護されているので、安心してアップグレードできます。
VSCode の Git 機能で復元が楽
コマンドで git restore しなくても、VSCode のソース管理パネルから「変更を破棄」で簡単に復元できます。アップグレード後に差分を確認しながら、必要なファイルだけ戻せるので便利です。git restoreとかあまり使わないので、VSCodeで変更を破棄するのがおすすめです。
複数エージェント併用時の構造
Copilot と Claude Code では、生成されるディレクトリ構造が異なります。
Copilot(2層構造)
.github/
├── prompts/ # エントリーポイント(軽量)
└── agents/ # 実際のロジックClaude Code(1層構造)
.claude/
└── commands/ # ロジックが直接入っている構造は違いますが、使えるスラッシュコマンドは同じです。チーム内で異なるエージェントを使っていても、同じ specs/ ディレクトリの仕様ファイルを共有できます。
v0.0.90 で追加された新機能
/speckit.taskstoissues コマンドが追加されました。タスクを GitHub Issues に自動変換する機能です。GitHub MCP サーバーとの連携が必要です。


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