こんにちは、素人エンジニアです。
この記事では、環境変数の設定方法を紹介します。
UNIXのOSであれば、今回紹介する方法で環境変数を設定できます。
環境変数はターミナルで設定する
ターミナルでコマンドを実行することで、環境変数を設定できます。
今回は、$NAMEという環境変数を設定してみましょう。
exportコマンド
export NAME=Tanaka
exportはシェル変数を環境変数としてエクスポートするコマンドです。
上記の例では、
- シェル変数を定義
NAME=Tanaka - シェル変数を環境変数としてエクスポート
export NAME
の二つの処理を一行で行っています。
それぞれ分けて実行しても同様の結果が得られますので、お好みで使用してください。
環境変数が設定できているかどうかは、echoコマンドで確認します。
echoコマンド
echo $NAME
echoコマンドでは、メッセージや変数を表示させることが可能です。
- echo メッセージ → メッセージが表示される
- echo $変数名 → 変数の中身が表示される
注意点として、変数名の前に$が必要です。
今回の場合は、
%echo $NAME
Tanaka
と表示されていれば、環境変数の設定ができています。
環境変数はターミナルを閉じると使えなくなる?
exportで設定した環境変数は、違うプロセスに引き継がれません。
現状だと、ターミナルを立ち上げるたびに設定する必要があります。
こちらの問題は、設定ファイルにexportコマンドを追加することで解決できます。
設定ファイルへの環境変数の追加方法はこちらの記事で紹介しています。
macもlinuxもUNIXのOSなので同様の方法で設定できます。
ぜひ、参考にしてください。
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